📈ビットコインの現状と見通し
- 価格の停滞
ビットコインは10万9000ドル前後でなかなか動けない状況が続いている。 - 市場の楽観論への注意
SNS上でのビットコインに関する強気コメントが3週間ぶりの高水準に達しており、トレーダーが極端に楽観的になっている可能性がある。過去のトレンドでは、強気コメントが溢れた後に価格が下落する傾向が見られる。 - 長期的な視点
10万ドル付近での推移は、長期的な視点で見れば誤差の範囲であり、アメリカ政府によるビットコイン推進や暗号資産ウィークでの法案通過の可能性を考慮すると、9万ドルや8万ドルまで下がる可能性は低いとされている。 - ETFの流入
ブラックロックのビットコイン現物ETF(IBIT)は70万BTCに達し、資金流入が加速している。ビットコイン現物ETF市場全体でも、過去最大級の流入が続いている。 - 流動性の状況
11万ドル付近には大きな売り板、10万8000ドルから10万6000ドル付近には厚い買い板があり、これが価格の動きを制限している。このラインを突破できれば、市場最高値更新に向けて大きく動き出す可能性がある。
📈イーサリアムの現状と見通し
- ビットコインを上回る強さ
イーサリアムはビットコインよりも強い動きを見せており、3.5%の上昇を記録している。 - 大口投資家の蓄積
2500ドル付近に強力な蓄積ゾーンがあり、メガクジラ(大口投資家)のイーサリアム保有量が4000万ETHを超えて回復している。特に2510ドルから2530ドルの範囲で大量に購入されている。 - 企業によるイーサリアム購入
NASDAQ上場企業のBTCSが最大1億ドル(約146億円)を資金調達し、イーサリアムを買い増していくことを発表した。この発表を受けて同社の株価は111%上昇した。 - ETFの流入
イーサリアムの現物ETFも流入が続いており、特に過去7日間で8万6000ETHの流入があった。 - テクニカル分析
イーサリアムは日足の移動平均線を全て抜け、ゴールデンクロスを形成しており、2700ドルの抵抗ラインを抜ければ2900ドルまで伸びる可能性が高い。
🌎その他の市場動向
- 株式市場
日経平均は0.3%上昇し、アジア市場全体では方向感のない動きが続いている。ウォール街では、ゴールドマンサックスやJPモルガンがアメリカ株の見通しを引き上げており、先行きは明るいとされいる。 - FOMC議事録とCPI
今後、FOMCの議事録が発表され、利下げに関する議論に注目が集まる。また、7月15日の消費者物価指数(CPI)も重要な指標となる。 - 個人の動向
バイナンスのステーブルコイン残高が急増しており、個人投資家も下落相場での買いチャンスに備えて資金を蓄積している状況が見られる。 - 各国の動き
パキスタンが暗号資産規制庁を設立し、ビットコインの準備金計画も報じられています。パキスタンには4000万人を超える暗号資産ユーザーが存在し、年間44兆円規模の取引が行われている。
🎯まとめ
- 全体として、暗号資産市場はビットコインとイーサリアムを中心に強い状況が続いており、特にイーサリアムへの注目が高まっています。ただし、市場の過熱感や今後の経済指標には注意が必要です。
- 投資は自己責任でお願いします✨
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