📈市場の概要と経済指標
- ビットコインは11万8700ドル付近で、大きな値動きはないものの、イーサリアムがビットコインよりも強い動きを見せている。
- CPI(消費者物価指数)の発表があったが、結果はどちらとも言えない内容だった。食品とエネルギーを除く数値は5ヶ月連続で市場予想を下回ったものの、企業がコストを消費者に転嫁し始めている状況。
- 本日発表されるPPI(卸売物価指数)が注目されており、これが予想を下回れば利下げ期待が高まり、リスクオンになる可能性がある。
🪙暗号資産関連のニュース
- CPI発表後、ビットコインは若干の動きを見せましたが、次のトリガーはPPI発表とされている。PPIが落ち着いていることが確認されれば、ビットコインは12万ドル突破に向けて動き出す可能性がある。
- 7月のFOMCでの利下げの可能性は低いと見られており、市場は9月の利下げを54.3%の確率で織り込んでいる。
- ビットコインの価格調整は、クジラや一般投資家による利益確定売りが要因とされている。取引所へのビットコイン流入も加速しており、利益確定の動きがデータでも確認されている。
- しかし、ビットコイン現物ETF市場には引き続き資金が流入しており、大幅な暴落の可能性は低いと見られている。
- アメリカにおけるビットコイン購入への関心は過去1ヶ月で76%上昇しており、Googleトレンドのデータからもその傾向が伺える。
- アメリカ下院で暗号資産法案の採決手続き動議が否決されましたが、これは法案自体への反対ではなく、CBDC禁止の明確化や法案の一括議論を求める意見など、内容に関する懸念が理由とされている。
- トランプ大統領が共和党議員と会談し、手続き投票への賛成を取り付けたため、今後採決に進む可能性が高いとされている。
- JPモルガンやシティグループといった大手銀行がステーブルコインへの関与を強化しており、規制整備の必要性が高まっている。
- シャープリンクが世界最大のイーサリアム保有企業となり、イーサリアム財団の保有量を超えた。
- イーサリアムのステーキングETFが承認されれば、イーサリアムの需要が大きく増加し、1万ドルに達する可能性がある。イーサリアム現物ETFへの資金流入も過去最高レベルで続いている。
🔍テクニカル分析
- ビットコイン(BTC)
- 現在11万8700ドルで、底堅い動きが継続している。
- 11万6000ドル付近がサポートラインとして意識され、11万8000ドルを抜ければ12万3000ドル付近まで上昇する可能性がある。
- 週足ではRSIのダイバージェンスが発生しており、一時的な調整やレンジ相場の形成が予想される。11万ドルから10万ドル前後までの調整や、12万3000ドル付近を上限としたレンジ相場形成の可能性が指摘されている。
- イーサリアム(ETH)
- 現在3179ドルで、移動平均線の完全密集を抜けて勢いを増している。
- 次の抵抗ラインは32650ドル付近、その次は3500ドル付近で、そこまでは上昇する可能性が高いと見られている。
- 移動平均線がサポート側に回っているため、下落しても買われる傾向が続くと思われる。
- XRP
- 現在2.99ドルで、3ドルの大台を前に上値が重くなっている。
- 短期的な調整があってもすぐに買われると予想され、移動平均線がゴールデンクロスを形成し、価格を押し上げている。
- 去年の12月から横ばいで固めてきた価格帯を抜けているため、下がってきた場合はサポートとして機能し、最終的には3ドル突破、直近高値の3.4ドルを超える可能性も考えられる。
- ソラナ(SOL)
- 現在167ドルで、最近は大きな変動がなく煮詰まっている状況。
- 移動平均線が完全に密集しており、171ドル付近の抵抗ラインを突破できれば、一気に200ドル付近まで上昇する可能性が高いと予想される。
- ゴールド
- 現在3338ドルで、動きが少なくレンジ相場の中間地点にいるため、トレードはしづらい状況。
- ドル円
- 現在148.7円で、円安が続いている。
- テクニカル分析通りであり、円高に変わるファンダメンタルズもないため、150円から151円付近に向けて円安ドル高が進行する可能性が高いと見られている。
⚠️注意事項
- 投資は自己責任でお願いします✨
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